翻訳と辞書
Words near each other
・ ラコスタ (パルティード)
・ ラコステ
・ ラコスト
・ ラコタ
・ ラコタ共和国
・ ラコタ族
・ ラコタ語
・ ラコッツィ行進曲
・ ラコニ
・ ラコニア
ラコニア (ニューハンプシャー州)
・ ラコニア (客船・2代)
・ ラコニア (曖昧さ回避)
・ ラコニア県
・ ラコネ
・ ラコフ
・ ラコルーニャ
・ ラコンブ
・ ラコヴニーク - ベチョフ・ナド・テプロウ線
・ ラコヴニーク - ムラドチツェ線


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ラコニア (ニューハンプシャー州) : ウィキペディア日本語版
ラコニア (ニューハンプシャー州)

ラコニア ()は、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ベルナップ郡の市である。2010年国勢調査では、人口11,201 人だった〔United States Census Bureau, American FactFinder , 2010 Census figures. Retrieved March 23, 2011.〕。ベルナップ郡の郡庁所在地である。ウィニペソーキー湖とウィニスカム湖の間にあり、町内にレイクポートとウェアズビーチのビレッジが含まれている。
毎年6月、父の日の前週土曜日から父の日までの9日間、国内最大級のラリーであるラコニア・モーターサイクル週間、簡潔に「バイクウィーク」が開催される。また毎冬、ラコニア世界選手権犬橇ダービーも開催されている。市内にはニューハンプシャー州コミュニティ工科カレッジの分校がある。
== 歴史 ==

かつてアクアドクトン・ビレッジと呼ばれるアベナキ族インディアンの大きな村が、ザ・ウェアズと呼ばれる場所に存在した。そこはウィニペソーキー川の出口で漁の簗を発見した開拓者がその名前を付けた。初期の探検家はインディアンの伝承にうたわれている五大湖カナダセントローレンス川を探して、ピスカタカ川を辿って北のシャンプレーン湖に行きつくことを期待していた。1652年頃、エンディコットの測量隊が地域を訪れており、そのことが土地の目印であるエンディコット・ロックの名に残されている。1746年にはラコニアに砦が築かれることになった。しかしイギリスフランス、さらにそれぞれが同盟するインディアン部族間の敵対関係が続いたために開拓が妨げられていた。1761年から入植が始まり、その後長い間、「メレディスブリッジ」と呼ばれ、メレディスとギルフォードの一部に留まっていた。
1765年から、製材所と製粉所がミル通りに設立され、その後間もなくパレード通りに宿屋ができた。1822年頃、裁判所が建てられ、1840年にベルナップ郡が創設されたときに郡庁所在地になった。1832年、ベルナップ・ミルが建設されて繊維を製造し始めた。その建物は今日までほとんど変わっておらず、アメリカ合衆国国家歴史登録財に指定される博物館になっており、国内でも最古の変更が無いレンガ造り繊維工場となっている。土地の工場は木材、繊維、靴、靴下、織機、針を製造した。しかし市内最大の雇用主はラコニア・カー会社であり、鉄道、路面電車、地下鉄の車両製造者だった。1848年に創業し、1930年代まで続いていた。鉄道は1849年に町を通り、貨物を運び、また人気のあるウェアズビーチに夏の観光客を次第に多く運んでくるようになった。

1855年、ラコニアはメレディスブリッジ、レイクポート、ウェアズの土地、およびジルマントンの一部から町として法人化された。町名はジョン・メイソン大尉と植民地時代に土地の区画を売ったマソニア領主によって形成された昔のラコニア社から得られた。1860年位大火があり、メインストリートのミル通りからウォーター通りまで大半を破壊した。さらに1903年にはレイクポート大火が起こり、その火勢があまりに強かったので、遠くドーバー市からまで消防団を列車で呼び寄せることになった。ラコニアは1893年に市として法人化された。

ファイル:Courthouse, Laconia, NH.jpg|郡庁舎、1906年
ファイル:Church Street & Laconia Tavern.jpg|チャーチ通り、1912年頃
ファイル:R. R. Station, Laconia, NH.jpg|鉄道駅、1910年頃
ファイル:Panorama of central business district.jpg|中央事業地区のパノラマ、1910年頃
ファイル:BelknapMills.jpg|ラコニア中心街のベルナップ・ミルズ、2008年


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラコニア (ニューハンプシャー州)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.